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Earth kick

この唄は僕にとって色んな『初めて』が詰まった作品です。この唄が出来たのは、2017年の4月頃に出来た唄で、つまりそれまではインスト曲みたいなモノしか創った事が無かったので『初めて』のちゃんとしたボーカル楽曲でした。そして、今回この唄に対する動画を創る時に、そろそろ誰かと一緒に一つのモノを創ってみたいと思い誰か絵を描いてくれる人を探しました。その時、よく僕のTwitterの方でイイネをくれる人がいまして絵を描いてる方だったので気になり勇気を持って話しかけてみたところ引き受けてくれました。もう色々嬉しかった。引き受けてくれた事も嬉しかったし、僕の唄に対して色んな事を想って聞いてくれたり、僕の創作に対する姿勢が好きだと言ってくれた事が一番嬉しかったです。「甲 申由」さん。今回は本当にありがとうございました。そして、またお世話になっていくかもしれませんがw

そういう、誰かとの『初めて』のコラボもこの作品に入っています。

他の「初めて」としては、ボーカル楽曲という事で唄にストレートに伝わる作詞っていうのも本格的には初めてだったと思うし、この唄を完成させる段階で音楽を知ってる人にちゃんと教えて貰い学んで、本当のミキシングやマスタリングをしたのも初めてだったと思うし、他にもあったんだと思います。この唄がこの先僕が活動をしていくにあたって、自分の原点を見失わない「目印」になってくれればいいと思います。

んでは、唄の説明に入りますねい。まず、題名から。「Earth kick」。まあ「地球を蹴る」って意味ですな。何故、こんな題名になったかといいますと、アジカンというバンドを知ってますでしょうか。「ASIAN KUNG-FU GENERATION」。いいっすよね。僕が影響を受けてるバンドの一つです。このバンドが唄ってる『或る街の群青』という曲がありまして、知ってる人は知ってると思うんですが『鉄コン筋クリート』の主題歌になった唄です。めっちゃかっこよくて多分アジカンの中では個人的に一番好きな歌なんですが、この鉄コン筋クリートに或る街の群青を合わせたAMV。いわゆる『MAD』があったんですが、そのMADのシーンの一つに『助走も付けずに思い切って飛び乗る』というフレーズの所でクロとシロ(鉄コン筋クリートのキャラクター)が電車から大ジャンプし空を飛ぶシーンがありまして、それを見た瞬間に『飛ぶ』→『思いっきり地面を蹴る』→『地面=地球』→『Earth kick』という意味の解らんイメージが湧きまして更にそこから「例えば地球に巨大隕石を降らせて壊そうとする敵との闘いがあって、最後隕石から地球を救う時思いっきり飛ぶくらい地面を蹴って地球ごとその蹴った力で動かして隕石から回避。そしてゆっくりと落ちていく」なんて中二病みたいな妄想映画が頭ン中で繰り広げられてまして、そんな壮大でアジカンの或る街の群青みたいなかっこいい唄が創れたらなと想いこの唄の創作を始めました。ほんと、何かしらイメージとかメロディーとかが沸き上がる瞬間って他人には到底理解できんだろうカオスな脳内になるんすよね。俺だけなんすかねw変な奴。

結論から言うとこのイメージから全く違う唄になりましたがwまあ、題名はここから生まれたんだとだけ思っといてください。

内容ですが、んーまあ『何かやりたい事があるのに思う様に行かない自分と世間に対しての嫌気』みたいなのを込めた…気がする。うん。

この唄が出来たのが何か月か前なんで覚えてる範囲で色々話してきますね。歌詞の一つに「僕の夢が誰かの代わりに叶わないなんて
だからってそんな事で諦めきれるの?」ってありますが、これは確かRADWIMPSの「夢番地」を聞いて改めてじっくり考えなおしてみた時に本当に自分だったら納得できんのかなって思ってこういう歌詞を入れました。大体、僕にとって夢って色んな考えやイメージを持ってるんですが、本当に昔ながらの馬鹿みたいにデカい夢とか持ってていいと思うんですよね。昔、BUMPの藤君が言ってたみたいに笑われる夢程いい夢なんだからそんくらい自分の夢に誇りを持とうって。だけど、最近はみんな生きる事に必死で夢ってのを希望っていうより、人生半ば誰にでもある絶望材料と間違えてんじゃねえのかなっと。そりゃ今現在僕だって多分人に話したら引かれるほどの夢を幾つも持ってるんですが諦める気はないし、そもそも諦めようとしたって脳や心が嫌だって言って体が必死にもがくんですよね。それが夢のつらいところなんですが。でも、それって夢を持てる生き物として性だと思うし、むしろそれが面白いんだろうなって思ってます。この唄にはそういう僕なりの足掻きを映したんです。みんなはどうなんですかね。

この唄の当初にイメージは或る街の群青と話したんですが、創ってく中でこれまた僕が影響を諸に受けたバンドなんですが、エルレガーデンの「Lonesome」と「Can You Feel Like I Do」をモデルにして創りました。僕はその一つの作品を創ってく期間で聞いた唄とか諸に影響を受けるので、たまたま聞いたこの二曲に衝撃を受けたんだと思います。はい影響受けやすい人ですよ僕は。

​まあ。そんなこんなでまた色々が詰まった作品です。どうかよろしくお願いしますね。

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